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プール監視員の道
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水難事故の発生件数

 海や河川。湖沼地、用水路、プール等における水難事故の発生件数とその推移です。
<水難事故の発生場所別件数>
 プールでの事故については、新聞やニュース等のメディアでは死亡事故などごく一部しか報道されていません。また、夏季には海や川での大きな事故報道に隠れ、プールの事故発生に関する認知が少ないのが実情です。
 全国では年間30件程度のプールでの水難事故が発生しています。
 ハインリッヒの法則によると、1件の重大な事故には29件の軽微な事故が存在し、その背景に300件のヒヤリ・ハットが存在すると考えられています。
 年間30件の事故発生頻度では、年間で実に870件の軽微な事故、9000件ものヒヤリハットが存在している。ということになります。

水難事故の発生場所件数の推移

水難事故の発生件数(年間)
※場所別の発生件数は、2012年以降の「水難の概況」に公表されていないため、合計数のみの記載しています。

<主なプール事故事例>
 各年にに報道されたプールにおける重大事故のプール概要や発生状況。監視体制と要救助者の概要及び容態に関する一覧です。
2024年(令和6年)プール事故事例の一覧

2023年(令和5年)プール事故事例の一覧

2022年(令和4年)プール事故事例の一覧

・2021年(令和3年)プール事故事例の一覧
 2021年(令和3年)管理人の知る範囲で報道されたプールでの重大事故はありませんでした。

2020年(令和2年)プール事故事例の一覧

2019年(令和元年)プール事故事例の一覧

2018年(平成30年)プール事故事例の一覧

 ・2017年(平成29年)プール事故事例の一覧

 ・2016年(平成28年)プール事故事例の一覧

 ・2015年(平成27年)プール事故事例の一覧

2014年(平成26年)プール事故事例の一覧

2013年(平成25年)プール事故事例の一覧

2012年(平成24年)プール事故事例の一覧

大和市の幼稚園プール死亡事故の概要
 平成23年神奈川県大和市の幼稚園で当時3歳の園児が死亡したプール事故では元教諭が業務上過失致死罪に問われた一方、施設管理者側である元園長は無罪判決が確定。事故の背景には幼稚園プールに関する安全管理に関する明確な基準等がないことが大きな問題には幼稚園プールに関する安全管理に関する明確な基準等がないことが大きな問題となりました。

保育園幼稚園のプール事故事例
 保育施設(保育園・幼稚園等)におけるニュース等で報道された主なプールの重大事故事例です。事故の状況、プールの形状、監視及び救助体制や処置に関する概要です。

ふじみ野市プール吸水口死亡事故の概要
 平成18年(2006年)埼玉県ふじみ野市大井プールにおいて発生した、小学2年生女児が流水プール吸水口より吸い込まれ死亡した事故。事故の経緯では施設の構造や安全管理において様々なずさんな管理がなされていたことにより発生した事故であり、後のプール監視業務とその委託について大きなきっかけとなりました。
 ・ふじみ野市プール女児死亡事故の判決
 市教育委員会の職員2名に対して業務上過失致死罪に問われ、執行猶予つき禁固刑の有罪判決が出されました。この判決は、行政担当者の責任に関して後の施設の安全管理に大きな影響を与えました。

スイミングスクール(水泳教室)の事故事例
 スイミングスクール・水泳教室におけるニュース等で報道された主な事故事例です。事故の状況、プールの形状、監視及び救助体制や処置に関する概要です。

吸水口・排水口の吸い込まれ事故事例の一覧
 事故発生時に死亡事故と繋がる吸水口・排水口に関する主な事故内容と発生件数です。排水口の蓋のボルト止めと吸い込み防止金具による2重の安全対策が定められた後も事故が繰り返されています。

プールでの死亡・重大事故のまとめ
 プールでの死亡を含めた主な重大事故の一覧です。重大事故では吸水口による死亡事故が多くの方に認知されていますが、その他飛び込みや遊泳中の溺水事故などにより、多くの重大事故が発生しています。

水難事故の死者・行方不明者場所別件数
 水難事故の死者・行方不明者の場所別件数です。プールでは、平成27年 5名、平成26年6名、平成25年7名の死者等が発生しています。

プール飛び込み事故
 プールの飛び込み事故では、学校管理下のプール活動において1983年度〜2013年度の31年間に169件の障害事故が発生し、このうち、151件が特に重大な頭頸部(首から上部位) による事故が発生しています。

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