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プール監視員の道
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プール利用規約と安全管理

プールの利用規約等の利用者の行動の制限は、
 プールの安全管理に必要な反面、利用者の行為の制限に繋がり、
  どこまでを定め、徹底させるかは施設の安全に関する姿勢が問われます。
<プール利用規約も安全管理の重要な要素>
 プール施設運営のために利用者に対して利用規約の案内とその順守を求めることは、安全管理に必要な措置です。

 しかし、厳しすぎる利用規約は、利用者に対する制限に繋がることで不満の原因。施設全体のサービス業としての印象低下にも繋がりかねません。

 各施設では、プールの構造。監視員の人数。利用者の人数。利用する年齢層。利用目的等のプールの状況。施設の運営方針。その他、様々な状況を総合的に判断し、安全管理の為の措置として利用者にどこまでを科すかを決定し監視業務を行います。

 特にプール等の事故では、溺水事故。飛び込みによる衝突事故。吸排水口への吸い込み事故等があり、これらは特に生命に関わる重大な事故に繋がる可能性が大きく、プール3大事故とされています。

 これらを防止するための安全管理には、プールサイドにおける監視行為について利用規約の案内と規約順守について画一的な措置が必要であり、この行為に対する施設全体の取り組みが必要です。

 プールの規約が厳し過ぎる等の苦情が発生した場合など、施設運営者側と安全管理側(プール監視側)の対応方針に隔たり生まれないよう協議し、施設全体で安全管理を行う必要があります。

 プールの安全は、プールサイドだけでは確立することはできません。


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